サンスベリアの葉挿し、何度やっても根が出ない。。
サンスベリアの葉挿しに挑戦する方は多いですが、なかなか根が出ずにお悩みの方もまた多いのではないでしょうか?
葉挿しの根が出ない場合、何が原因で根が出ないのか、またどのように対処すればよいのかについて、この記事では詳しく解説します。
サンスベリアの葉挿しで根が出ないときの原因と対処法
葉挿しをしても根が出ない場合、よくある原因には以下のようなものがあります。
タイミングが悪い(秋~冬)
気温が低い冬場は、どうしても根が出にくいです。
葉挿しに最適なタイミングは、春~初夏にかけての暖かい季節で、気温が20℃以上あるのが理想です。
冬場に葉挿しすると、根が出る前に断面が傷んでしまうことがよくあります。
対処法
- 葉挿しに適しているのは春~初夏
- 冬の場合は暖かくなるまで水やりを控える
水をやり過ぎる
水を与えすぎると、根が出る前に葉が腐ってしまうことが多いです。
葉を土に挿したらしばらく水を与えず、10~14日ほど経ったら少量の水を与えます。
その後も、水やりは土が乾いてからで十分です。
対処法
- すでに葉が傷んでしまっているなら腐った部分を切り戻し、断面を更新する
- 土は水はけの良い清潔な、肥料分を含まないものを使う。使い回しの土も避けた方が良い
- 根が出るまでは基本、水やりはしなくても問題ない
切り口の向きが間違っている
サンスベリアの葉挿しで、切り取った葉の向きを間違えると、根が出ないことがあります。
葉には上下があり、逆さまに挿してしまうと根が出にくくなります。
葉を切り取った際には、葉の上下を間違えないよう、油性ペンで印をつけておくと良いでしょう。
対処法
- 葉の上下を間違えないよう、あらかじめ印をつけておくと良い
切り口が乾燥していない
葉を切り取った直後、すぐ湿った土や水に挿してしまうと、切り口が腐ってしまう可能性が高いです。
葉を切り取った後は、切り口を数日間乾燥させてから土や水に挿すようにしましょう。
対処法
- まずは切り口をしっかり乾燥させること
- 葉の断面が傷んでいる場合は切り戻して更新する
サンスベリアの葉挿しで根が出ないときの対処法
次に、なかなか根が出ない場合の対処法を紹介します。
切り口の向きを確認
葉を土や水に挿す際には、葉の上下を間違えないように注意しましょう。切り取った葉の根元側を土や水に挿すことで、正しい方向に成長します。
断面を切り戻す
断面が腐っているようなら、一旦、カットし直して断面を更新してみましょう。
切り口はしっかり乾燥させ、水はけの良い清潔な土に挿します。
直射日光を避けた場所で発根を待つ
土に挿したらすぐ水やりせず、10~14日程はそのまま放置します。
直射日光の当たらない場所に置き、根が出るのを待ちましょう。
サンスベリアの葉挿しを成功させるためのポイント
葉挿しで成功するためには、いくつかのポイントを押さえておくことが大切です。
直射日光を避ける
葉挿しをしたサンスベリアは、直射日光が当たらない明るい場所に置きましょう。明るい間接光が適度に当たる場所が理想です。
10~14日は断水
土に挿す場合、発根するまでは水やりは基本不要です。
最低でも10日ほどそのまま放置し、その後、少量の水を与えてはしっかり乾かしてを繰り返します。
20度~25度が適温
葉挿しに最適な気温は20〜25℃です。特に冬場は温度が低くなると根が出にくくなるため、室温をしっかり管理しましょう。
☆★水に差して発根させる場合は下記事もご参考にされてください↓↓
サンスベリアの葉挿しの根が出ない!原因と解決策【まとめ】
サンスベリアの葉挿しで根が出ない原因には、水分管理の不適切さや切り口の向きの間違い、清潔さの不足などさまざまな要因があります。
適切な環境と管理を行うことで、葉挿しの成功率を高め、サンスベリアを葉挿しで簡単に増やすことができます。
今回の記事を参考に、ぜひ再挑戦してみてくださいね。