サンスベリアの葉が倒れてくる。でも、でも紐で縛るのは良くない…?
サンスベリアの葉が広がって倒れてきた場合、とりあえず紐で縛っている…という方は多いのではないでしょうか?
とはいえ、紐で縛ったサンスベリアは見た目があまり良くないですよね。。
そこで今回は、サンスベリアの葉を紐で縛る時に気を付けるべきポイントと、葉が広がる原因と対処法についてくわしく解説します。
サンスベリアを紐で縛るのは良くない?
葉が広がると紐で縛りたくなるかもしれませんが、サンスベリアを紐で縛る際には以下のようなことも懸念されます。
葉の成長を阻害する可能性
サンスベリアは葉を縛ると成長が阻害され、葉が折れたり傷ついたりする可能性があります。
特に強く縛り過ぎるとダメージを受けやすいです。
空気の流れが悪くなる
葉を縛ると、空気の流れが悪くなり、葉に湿気がこもりやすくなります。
その結果、病害虫やカビが発生するリスクが高まります。
紐で縛る際はキツくくくり過ぎないようにしよう。
サンスベリアを紐で縛るときの注意点
サンスベリアの広がる葉をまとめたい場合、紐で縛ることも一つの方法です。ただし、いくつかの注意点があります。
柔らかい素材を使用する
紐で葉をまとめる場合、硬い紐や細いワイヤーは避けましょう。葉に食い込み、傷をつける原因になります。
代わりに、布や柔らかい園芸用テープ、麻紐などを使います。葉を傷つけないように、ゆったり縛るのがコツです。
ビニール紐よりは麻紐やリボンの方が、葉に優しく見た目も自然。
きつく縛りすぎない
葉を縛るときは、締めすぎないように注意しましょう。強く縛りすぎると成長が妨げられ、葉にストレスがかかってしまいます。
あくまで軽くまとめる程度にして、葉が自然に広がれる余裕を残すことが重要です。
定期的にチェックする
葉を縛っていると、締めている箇所が汚れたり、湿気が溜まったりすることがあります。
これが長期間続くと病害虫が発生しやすくなるため、定期的に紐を外して通気性を良くしてあげることも大事です。
サンスベリアの広がる葉を自立させる方法は?
サンスベリアの葉が広がってしまう場合、紐で縛るだけではなかなか自立しません。
太く丈夫な葉に育てたいなら紐で縛るプラス、以下のポイントを押さえておく必要があります。
日光を十分に当てる
サンスベリアを室内で育てる場合、南~東向きの窓際に置くのが理想で、レースカーテンは基本不要です。
サンスベリアは日光不足になると葉が細く弱々しくなります。
室内で育てるなら、最低でも窓際の明るい場所に置き、日光を十分に当てるようにしましょう。
20度以上なら屋外の半日陰に置く
耐陰性があるとはいえ、本来のサンスベリアは日光が大好きです。
20度以上なら屋外の半日陰に置き、十分な日光と風を確保することで、太く丈夫な葉に育ちます。
葉が自立するようになったら紐は外して構いません。
サンスベリアを縛るのは良くない?広がる葉を縛る時の注意点【まとめ】
せっかくのサンスベリアの美しい葉。無理に紐で縛るのは避けたいところです。
とはいえ、日光不足や根詰まり等を放置していると葉がに倒れてきます。
もし葉をまとめたい場合、柔らかい素材を使って軽く縛る、または支柱を使って自然な形で葉を支える方法を検討してください。
また、適切な鉢のサイズ選びや、日光と水やりの管理も、葉が広がらないようにするためには重要なポイントです。