結論:サンスベリアの鉢は「やや浅め〜中深」がおすすめ
サンスベリアは根が強く、まっすぐ下に伸びるタイプではありますが、必要以上に深い鉢にすると土が乾きにくくなり、根腐れリスクが高まる。基本的には 「深すぎない鉢」 を選ぶのが正解。
「サンスベリアの鉢って、深い方がいいの?」
植え替えを考えている方の中には、こんなお悩みを持つ人も多いのではないでしょうか。
サンスベリアは縦に根を伸ばすタイプではありますが、実は深すぎる鉢は根腐れの原因になることもある植物です。
では、どれくらいの深さの鉢を選ぶのが正解なのでしょうか?
この記事では、
・サンスベリアに深鉢が合うのか
・最適な鉢の深さの目安
・根腐れを防ぐための鉢選びのポイント
などを分かりやすく解説します。
サンスベリアに適した鉢の深さは?

目安は「株の高さの3分の1〜半分」
一般的な目安として、鉢の高さ=株全体の高さの1/3~1/2程度がバランスよく、倒れにくく、乾きやすいサイズです。
号数別のおすすめ鉢深さ(目安)
| 号数 | 鉢の深さの目安 | 特徴 |
| 5号(直径15cm) | 約13〜15cm | 小型株向け |
| 6号(直径18cm) | 約15〜17cm | 中型サンスベリアに最適 |
| 7〜8号(直径21〜24cm) | 約18〜20cm | 大株でも十分安定 |
※浅鉢ではなく、中深タイプのスタンダード鉢がもっとも扱いやすい。
最適な深さの目安
サンスベリアには、高さ15〜20cmほどの“中深タイプの鉢” がもっとも育てやすくおすすめです。
株のサイズにもよりますが、一般的な 6〜8号サイズのサンスベリアであれば、この深さがもっともバランスよく安定 します。
深い鉢がサンスベリアに向かない理由
① 水分が残りやすく、根腐れしやすい
深い鉢はどうしても土の量が多くなり、水分が抜けにくい構造になります。
サンスベリアは乾燥を好む多肉質の根を持っているため、湿った状態が続くと根が傷みやすくなります。
特に冬場は水が浸透しづらく、深鉢だとさらに乾きが悪い → 根腐れの原因に。
② 深鉢は土量が増え、管理が難しくなる
土が多いと、乾き具合を見極めるのが難しくなります。
「上は乾いているのに下は濡れている」という状況が起きやすく、判断を誤れば水のやりすぎに。
初心者ほど「深すぎる鉢は避けた方が楽」に育てられます。
③ サンスベリアの根は“横方向”にもよく広がる
サンスベリアは縦に根を伸ばすだけでなく、横方向にも太い根(地下茎)を伸ばす特徴があります。
そのため、必要以上に深さを確保するより、横に広い鉢のほうが根の動きに適しているのです。
サンスベリアのサイズに対する適正鉢サイズ早見表
| サンスベリアの草丈 | 株のボリューム感 | 適正鉢サイズ(直径) | 備考 |
|---|---|---|---|
| 15〜25cm(卓上サイズ) | 小さめ・1株〜2株 | 3〜4号(9〜12cm) | 一人暮らし・棚置きにおすすめ |
| 30〜40cm(中型) | ややボリュームあり | 5〜6号(15〜18cm) | 鉢の深さは草丈の1/3~1/2。深すぎNG! |
| 50〜70cm(床置きOK) | 3株以上の寄せ植え | 7〜8号(21〜24cm) | 安定感が重要。鉢も深めに |
| 80cm以上(大型) | ボリューム大・重量級 | 9号以上(27cm〜) | 床置き前提。陶器鉢・重め推奨 |
| 子株の育成用 | 挿し木・小株 | 2〜3号(6〜9cm) | 軽くて通気性のある鉢が◎ |
☆★鉢のサイズを選ぶときは、「今の株のサイズ+一回り大きい」くらいを目安に。急に大きな鉢にせず、段階的にサイズアップしましょう。
土選びも重要

鉢選びと合わせて、水はけの良い多肉・サボテン用土や赤玉土に川砂を混ぜたブレンドを使えば、根腐れ予防がより確実になります。
▶サンスベリアの土はどれがいい?室内でも虫がわきくい土【3選】
鉢の深さ以外にチェックすべき3つのポイント
① 排水性のよい素材を選ぶ(陶器・テラコッタがベスト)
樹脂製でもOKですが、
・蒸れにくい
・重みがあって倒れにくい
という点で陶器・テラコッタがよく選ばれます。
② 必ず底穴があるものを選ぶ
水をためこむタイプの鉢は根腐れリスクが跳ね上がります。
サンスベリアは必ず底穴ありを。
③ 鉢カバーを使うときは「二重底」にする
鉢カバーに水が溜まると蒸れてしまいます。
・底にすのこ
・底上げ材
などで鉢を浮かせると安全。
深い鉢でも使いたい場合の対策
「デザイン重視で深い鉢を使いたい…」という方も多いはずです。
深すぎる鉢は根腐れリスクが高まりますが、工夫次第で安全に育てることも可能です。
以下のポイントを押さえておけばOKです。
① 底に軽石を厚めに敷く(3〜5cm)
鉢底に軽石をしっかり入れておくことで、土の量が減り、排水性がぐっと高まります。
深い鉢の“湿りやすいデメリット”を軽減できます。
② 使用する土は「軽い配合」にする
乾燥しやすい土にすることで、深鉢でも蒸れにくくなります。
おすすめの配合例
- 観葉植物の土
- + 軽石 or パーライト(2〜3割)
これだけでも水はけが大幅に改善されます。
③ 水やりはかなり控えめにする
深鉢はどうしても乾きが遅いので、「土が乾いて2〜3日後」 を目安に水を与えると安全です。
特に冬は乾燥のペースが遅いので、より慎重に。
サンスベリアにおすすめの鉢・厳選5選

ここからはサンスベリアの生育に適したおすすめの鉢を厳選してご紹介します。
カピ(オランダ製樹脂プランター)

ポリエチレンとウッドファイバーを組み合わせた軽量鉢。落としても倒しても割れにくいのが特徴で、室内でも扱いやすいのが特徴です。

オランダ製の植木鉢はシンプルな質感。どんな植物にもすんなり馴染みます。

シンプルでも存在感のある佇まい。天然石のような美しいテクスチャーで観葉植物を引き立てます。

天然石のような美しいテクスチャー。割れにくくて軽量だから室内でも安心

紫外線に強い素材で、室内はもちろん屋外でも使用可能です。
軽量設計の鉢は女性でも持ち運びやすく壊れにくいため、植え替え作業もスムーズにできます。

到着時は鉢穴が開いていません。サンスベリアを付け付ける場合は排水性を確保する必要があるため、鉢穴を開けます。

鉢穴の開け方は簡単。先の尖ったもの(きり、プラスドライバーなど)を使って穴を開けられます。穴の大きさの目安は25mmです。
②ファイバーセメントプランター

ツートンカラーのファイバーセメントプランター。丸みのあるフォルムがナチュラルで柔らかな雰囲気のセメント製鉢です。

鉢底穴加工は別途880円が必要です
鉢底穴が開いていないため、サンスベリアを植え付けるなら鉢穴加工が別途880円が必要になります。

レトロでモダンなスタイルはどんなインテリアとも馴染みます。ファイバーグラス繊維が使われているので、比較的に軽量で扱いやすいのも特徴です。
③アンティーク調陶器鉢

寒冷地対応の丈夫な陶器鉢。釉薬をかけて高温で焼き締めているため、野外でも独特の風合いが続きます。

サンドブラスト技法で焼き上げられた鉢の表面は、まるでフジツボを思わせるユニークな質感です。

まるで昔からそこに佇んでいるかのような落ち着いた雰囲気。大型の陶器鉢が持つ重厚な質感が植物を引き立てます。

表面の加工、色味には個体差があります。独特の質感を楽しんで

色むら、焼きむら、米かけなど、高温で焼き上げた陶器鉢には個体差があります。アンティーク感溢れる独特の質感を楽しんでみてください。
④ビンテージ風テラコッタ鉢

クラシカルな雰囲気漂うテラコッタ鉢。通気性抜群の鉢は蒸れを嫌うサンスベリアにも最適です。
カラーは2種類。シックなグレイと落ち着いた雰囲気のイエロー

同じ種類の植物でも、植え付ける鉢によって印象は大きく変わります。
こなれた質感のテラコッタ鉢は、窓辺にちょこんと置くだけでワンランク上の空間を演出してくれます。
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⑤スクエア型クレイポット

マグネシアセメントとガラスファイバーを組み合わせたこちらの鉢植え。素材そのものの色味だから、経年によって色落ちすることがありません。
カラーは3色。自然な風合いのクレイポットはサンスベリアとの相性◎
自然な風合い漂う鉢植えは、耐久性に優れ寒冷地でも安心して使用できます。

長い時間の経過とともに、自然な風合いを保ちつつ少しずつ退色していく姿もまた味を感じられます。

縦のフォルムが美しいサンスベリアとの相性も抜群です。
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【用途別】どんな人にどんな鉢が合う?サンスベリア鉢のマッチング表
| 育てる人のタイプ | 鉢のおすすめタイプ | 理由 |
|---|---|---|
| 初心者でよく水やりを忘れる | テラコッタ鉢 or 素焼き鉢 | 通気性が良く、乾きやすいので根腐れしにくい |
| 日当たりの悪い室内に置く | 樹脂製・軽量プランター | 軽くて移動しやすく、シンプルな見た目で室内に馴染む |
| 小さな棚やテーブルに置きたい | 小さめの陶器鉢・浅鉢 | デザイン性が高く、インテリアとしても◎ |
| デザイン重視・部屋をおしゃれにしたい | アンティーク風鉢・セメント鉢 | 存在感があり、サンスベリアのシャープさと好相性 |
| 寒冷地・ベランダに置く | 厚みのある陶器鉢 or マグネシア系 | 耐寒性・耐久性があり、外でも安心 |
▶サンスベリアの土はどれがいい?室内でも虫がわきくい土【3選】
サンスベリアに合う鉢の選び方!押さえておくべき条件は3つ

サンスベリアは乾燥に強いのが特徴ですが、逆に、蒸れには弱いという特徴も持ちます。蒸れた状態が長く続くと根腐れを起こしやすいのです。
そのため、サンスベリアに適した鉢には以下のような特徴があります。
鉢底穴がある

サンスベリアは根腐れしやすい植物です。
そのため、サンスベリアに使用する鉢には必ず鉢底穴があることが重要。さらに、使用する土は水はけの良いものにします。
余分な水分を排水できるようにすることで蒸れを防ぎ、根腐れやカビのリスクを減らします。
縦長フォルムである

サンスベリアはすっきりとした縦長の葉が特徴です。そのため、浅すぎる鉢に植え付けると葉がぐらぐらと不安定になります。
サンスベリアを植え付けるならやや深さのある縦長の鉢がおすすめです。
とはいえ、あまりにも深すぎると鉢内が蒸れて根腐れの原因になります。その場合は、鉢底石をやや多めに敷き詰め、排水性を確保しましょう。
通気性に優れる素材

サンスベリアは蒸れを嫌う植物です。厚みのある葉に沢山の水分を蓄えているため、乾燥には非常に強いのが特徴です。
そのため、サンスベリアを植え付けるならプラスチック鉢よりも多孔質な素焼き鉢の方が通気性に優れ、根腐れを防ぐことができます。
とはいえ、プラスチック鉢には「軽い」「割れにくい」などのメリットもあります。ご自身のライフスタイルに合わせて選んでみてください。
季節によって鉢の選び方や管理方法を少し変えるのもポイント。特に冬〜春にかけては湿気がこもりやすく、根腐れのリスク高。「鉢底石+通気性の高い鉢」を選び、水やりも1〜2週間に1回程度と控えめに。
サンスベリアの鉢選びでよくある失敗・5選

サンスベリアは比較的育てやすい観葉植物ですが、鉢選びを間違えると根腐れや生育不良につながることも…。
ここでは、特によくある失敗例を5つピックアップしてご紹介します。これから鉢を選ぶ方は、ぜひ参考にしてくださいね。
1. 【失敗】排水穴のない鉢に直接植えてしまう
見た目がオシャレな鉢にありがちなのが、底に穴が空いていない「鉢カバータイプ」。
そこに直接土と植物を入れてしまうと、水が抜けずに根腐れを起こすリスクが高まります。
対策
- 穴付きの「内鉢」に植えて、鉢カバーに入れる「二重鉢スタイル」にする
- 穴なし鉢を使う場合は、水やり頻度を極力抑える
2. 【失敗】大きすぎる鉢を選んでしまう
「大きめの鉢に植えれば植え替えの手間が減る」と思って選ぶ方も多いですが、これは落とし穴。
鉢が大きすぎると土の量が増えて乾きづらくなり、サンスベリアの乾燥好みな性質と合いません。
対策
- 植え替え時は「一回り大きい鉢」を目安に
- 今の鉢より直径+3〜5cm程度がちょうど良いサイズです
3. 【失敗】通気性の悪い鉢を使ってしまう
プラスチック製やガラス製など、密閉性の高い鉢は通気性が悪く、根の環境が悪化しやすいです。
特に窓を閉め切った室内に置く場合は要注意。
対策
- 素焼き(テラコッタ)や陶器など、通気性の良い鉢を選ぶ
- 通気性の悪い鉢を使う場合は、特に土の水はけを意識する(赤玉土などを混ぜる)
多肉植物用の培養土でも代用できますが、粒が細かすぎると根腐れしやすいため、粗めの土を選んで。
▶サンスベリアの土はどれがいい?室内でも虫がわきくい土【3選】
4. 【失敗】浅すぎる鉢を使って倒れてしまう

サンスベリアは縦に長く伸びるので、浅くて底の浅い鉢だと不安定になり、倒れることがあります。
対策
- 安定感のあるある程度深さのある鉢を選ぶ
- 背の高い株には、重さのある鉢素材(陶器など)を使うと倒れにくくなります
5. 【失敗】鉢とインテリアの相性だけで選んでしまう
見た目が気に入って選んだ鉢が、実は水はけが悪かったり、重すぎて移動できなかったり…。
デザイン重視で選んだ結果、管理が難しくなるケースもあります。
対策
- 見た目だけでなく、「素材」「重さ」「排水性」などもチェック
- おしゃれな鉢を使いたいときは、内鉢+鉢カバーでバランスをとるのが◎
鉢の底には鉢底ネット+鉢底石を1〜2cm程度敷くことで、通気性と排水性がアップ。特に根腐れが心配な方や、プラスチック鉢を使う場合は、鉢底の構造にも気を配ると安心。
サンスベリアの鉢選びでよくある質問

- Qサンスベリアに最も適した鉢の素材は何ですか?
- A
個人的にもっともおすすめなのは素焼き(テラコッタ)や陶器製の鉢です。
これらの素材は通気性がよく、根が蒸れるのを防いでくれるため、サンスベリアのように乾燥を好む植物にぴったりです。
ただし、重さがあるため移動が多い方や棚に置く場合は軽量なファイバーセメントや樹脂製の鉢も選択肢としておすすめです。
最近では見た目が陶器のような樹脂鉢も増えています。
- Q鉢底に穴は必要ですか?
- A
はい、絶対に必要です。
サンスベリアは根腐れしやすいため、余分な水が抜ける構造になっていないとリスクが高まります。
排水性を確保するためにも、鉢底に穴があいた鉢を選びましょう。
もしお気に入りの鉢が穴なしタイプの場合は、鉢カバーとして使い、中に穴付きのポットを入れる「二重鉢スタイル」がおすすめ!
- Qどのくらいの深さの鉢が良いですか?
- A
サンスベリアは縦長の葉が伸びる植物なので、ある程度の深さがある鉢が望ましいです。
目安としては、鉢の高さが植物の根の長さより5〜10cmほど余裕があるものを選ぶと安定します。
ただし、あまりに深すぎる鉢は水がたまりやすく蒸れの原因になりますので注意!
- Q小さな鉢でも大丈夫ですか?
- A
成長初期の小さな株であれば小さめの鉢でも大丈夫です。
ただし、成長とともに根が鉢いっぱいに広がると、水の吸収や排水が悪くなって根詰まりの原因になります。
2〜3年に一度は一回り大きな鉢に植え替えてあげるのがベスト。
- Qサンスベリアにプラスチック鉢は合いますか?
- A
合わないわけではありませんが、注意が必要です。
プラスチック鉢は軽くて扱いやすく、安価で手に入りやすいのが魅力ですが、通気性が劣るため水の与えすぎに要注意です。
プラ鉢を使う場合は「鉢底石」や「水はけのよい土」を意識して、排水性を高めて使うようにしよう!
- Q鉢の色やデザインは植物の健康に影響しますか?
- A
基本的には見た目の好みで選んでOKですが、黒や濃い色の鉢は熱を吸収しやすいため、直射日光の当たる屋外での使用は注意が必要です。
室内なら大きな問題はありませんが、環境によっては鉢の色が温度や湿度に間接的に影響を与えることがあるので、観察しながら調整してください。
- Q鉢のサイズはどれくらいがベスト?
- A
植え替え時は現在の鉢より1〜2回り大きいもの(直径で3〜5cm大きい)を選ぶのが理想的です。
大きすぎる鉢を選んでしまうと、土が乾きにくくなり、根腐れしやすくなります。
サンスベリアは比較的根が張りにくいため、大きすぎず、ちょうど良いサイズ感が大切。
- Q室内に飾るなら、どんな鉢がおすすめ?
- A
室内なら軽くて割れにくい素材(樹脂、ファイバーセメント)で、デザイン性の高い鉢がおすすめです。
また、鉢皿付きや底面給水機能付きのものも便利です。見た目と機能性の両方を考慮して選びましょう。
インテリアと調和する「モノトーンカラー」や「マットな質感の鉢」が人気です。
- Qサンスベリアの鉢は屋外用と室内用で分けた方が良いですか?
- A
置き場所が固定されているなら、素材や形状はそれぞれに合ったものを選ぶと良いです。
屋外では風や紫外線に強い丈夫な素材(テラコッタや厚手の陶器)がおすすめ。
室内では軽量で移動しやすく、見た目も楽しめる鉢が便利です。
季節によって移動させる予定があるなら、兼用できるタイプ(軽量+排水穴付き)を選ぶと安心。
- Qおしゃれな鉢に植えるときの注意点はありますか?
- A
見た目がおしゃれな鉢の中には、排水穴がない「鉢カバータイプ」も多いので注意。
底穴の無い鉢に直接植えると根腐れしやすいため、内鉢として穴あきプラスチック鉢を使い、それをおしゃれ鉢に入れる「二重鉢スタイル」がおすすめです。
また、植え替えの際は鉢の底に「鉢底石」を入れて、排水性をアップさせることも忘れずに。
サンスベリアの鉢サイズを選ぶ際は、直径だけでなく深さもポイント。目安は、草丈の1/3〜1/2程度の深さが理想。深すぎる鉢は水はけが悪くなり、根腐れの原因になるため注意。
まとめ

- サンスベリアは深すぎる鉢が苦手
- 推奨は 高さ15〜20cm程度の中深鉢
- 深すぎる鉢は乾きが悪く根腐れリスク増
- 横に広がる根に合わせて“横幅”を重視するのが正解
どうしても深鉢を使うなら排水性を強化
サンスベリアの鉢の選び方、条件3つ
- 鉢底穴が開いていること
- 縦長フォルムである
- 通気性に優れる素材だと◎


