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サンスベリアが臭い?不快なニオイの原因と対処法

テレビの横に飾ったサンスベリア よくあるトラブル

サンスベリアからなんとなく嫌な臭いがする。。

サンスベリアを長く育てている方の中には、このようなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?

サンスベリアから不快なニオイが生じる場合、深刻なトラブルが生じている可能性が高いです。

そこで今回は、サンスベリアが臭くなる原因とその対処法についてくわしく紹介します。

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この記事を書いた人
meme

農業高校にて3年間園芸を学ぶ。自宅にて100種類以上の植物を栽培中。狭い賃貸物件でもグリーンの溢れる生活を満喫中。なかでもコンパクトに楽しめるサンスベリアは大好き。

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サンスベリアが臭いときによくある原因

サンスベリア・ムーンシャイン

サンスベリアから不快な臭いが生じる場合、よくある原因には以下のようなものがあります。

蒸れによる腐敗、カビの発生

サンスベリアは乾燥に強い反面、水の与えすぎや蒸れで腐敗を起こしやすいです。

土が乾く前に水を与え続けていると根が腐り、臭いの原因となります。

土が常に湿っている状態は避け、水やりの間隔を空けることが重要です。

肥料のやりすぎ

サンスベリアに過剰な肥料を与えると肥料成分が土に残り、悪臭を放つことがあります。

特に窒素が多い肥料は臭いの原因になることがあるため、適切な量の肥料を与えるように注意が必要です。

缶詰の汁やコメのとぎ汁を与えた

米のとぎ汁

サンスベリアが臭くなる原因の一つに、「缶詰の汁やコメのとぎ汁を与えた」ことが挙げられます。

一見、植物に栄養を与えるために良い方法に思えるかもしれませんが、実際には逆効果になることが多いです。

  • 缶詰の汁:塩分や糖分、油分が含まれていることが多く、これらの成分が土に浸透すると、微生物の活動が活発になり、腐敗が進み臭いが発生しやすい。土壌のpHバランスを崩すこともあり、植物の健康に悪影響を与えることも。
  • コメのとぎ汁:とぎ汁にはデンプンが含まれており、土の中で分解される過程で腐敗し、臭いの原因となる。さらに、とぎ汁は土を過度に湿らせる可能性があり、根腐れのリスクを高める恐れも。

軟腐病によるもの

柔らかく腐って臭いを放つサンスベリア

サンスベリアの臭いの原因の一つとして、軟腐病も挙げられます。

軟腐病は、特定の細菌によって引き起こされる病気で、植物の組織が軟らかくなり、悪臭を放ちます。

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サンスベリアが臭いときの対処法

直射日光に晒されるサンスベリア

もしすでにサンスベリアから臭いが発生している場合は、以下の手順で対処してください。

臭いの原因を特定する

まず、臭いの原因を特定するために、土や根の状態を確認します。腐った臭いがする場合は、根腐れや軟腐病が起きている可能性が高いです。根が黒く変色している場合や、葉が水っぽくなっている場合は、腐った部分を切り取り、健康な部分だけを残します。

土の交換

腐敗が進んでいる場合、古い土を完全に取り除き、新しい土に植え替えることが必要です。この際、使用する鉢も清潔にし、排水性を確保するために鉢底に石を敷くことをお勧めします。

葉が柔らかく腐っている場合

サンスベリアを切り取る

軟腐病の兆候が見られる場合は、感染した部分を速やかに取り除き、消毒したはさみやナイフを使用して処置します。処置後は、新しい清潔な土に植え替え、風通しの良い場所に移動します。また、再発を防ぐために、湿度を管理し、水やりを適切に行うことが重要です。

日当たり、風通しの良い場所で管理

サンスベリアを通気性の良い場所に移動し、直射日光を避けながらも明るい光が当たる場所に置くと良いでしょう。また、風通しが良いことで湿気がこもらず、臭いを抑えることができます。

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サンスベリアの臭い対策

サンスベリアムーンシャインを持つ管理人

サンスベリアの臭いを防ぐためには、いくつかのポイントに注意する必要があります。以下の対策を参考にして、健やかなサンスベリアを育てましょう。

適切な水やり

サンスベリアは乾燥を好むため、水やりは控えめに行うのが基本です。土が乾いたら水をやるという「乾湿サイクル」を守ることで、根腐れや軟腐病を防ぐことができます。また、鉢底に水が溜まらないように、鉢の排水性を確保することも大切です。

缶詰の汁やコメのとぎ汁を与えない

植物にとって不適切な液体を与えることは避けましょう。缶詰の汁やコメのとぎ汁はサンスベリアにとって有害であり、臭いの原因となる可能性があります。代わりに、観葉植物専用の液体肥料を使用することをお勧めします。これにより、植物に必要な栄養をバランス良く供給することができます。

通気性の良い環境を保つ

サンスベリアが置かれている場所の通気性を良くすることも、臭いを防ぐために重要です。風通しの良い場所に置くことで、土壌中の水分が適切に蒸発し、腐敗を防ぐことができます。また、定期的に鉢の位置を変えることで、日光が均等に当たるようにすることも効果的です。

定期的な土の交換

長期間同じ土を使用していると、土の中に有機物が溜まり、腐敗の原因となることがあります。定期的に(1〜2年に一度)土を交換することで、植物の健康を保ち、臭いを防ぐことができます。新しい土を使用する際は、排水性の良い培養土を選ぶと良いでしょう。

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サンスベリアが臭い?不快なニオイの原因と対処法【まとめ】

サンスベリアが臭いと感じた場合、その原因は主に水やりの過剰、不適切な肥料、缶詰の汁やコメのとぎ汁の使用、そして軟腐病にあることが多いです。

これらの点に注意して、適切なケアを行うことで、サンスベリアの健康を保ち、美しい状態を維持することができます。

臭いが発生してしまった場合も、早めの対処を心がけ、植物の健やかな成長をサポートしましょう。

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