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サンスベリアの葉が黄色くなる原因は?復活方法から予防策まで解説

色が薄いサンスベリア よくあるトラブル

サンスベリアの葉が黄色くなってきた。。

サンスベリアを長く育てていると、葉が黄色っぽくなる症状に悩まされることがあります。

葉が健康的な緑色を失って黄色くなってしまうのは、何かしらの環境的な問題や栽培方法に原因があることが多いです。

そこで今回は、サンスベリアの葉が黄色くなる主な原因と、その復活方法、さらには予防策について詳しく解説します。

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この記事を書いた人
meme

農業高校にて3年間園芸を学ぶ。自宅にて100種類以上の植物を栽培中。狭い賃貸物件でもグリーンの溢れる生活を満喫中。なかでもコンパクトに楽しめるサンスベリアは大好き。

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サンスベリアの葉が黄色くなる原因

日光不足で葉が黄色くなったサンスベリア
日当たりが悪いと葉が黄色みがかって葉も細く倒れやすい。

サンスベリアの葉が黄色くなる理由には、さまざまな環境要因や育て方の問題があります。以下に代表的な原因を挙げてみましょう。

日光不足

葉にポツポツ穴が開いたサンスベリア
日光不足が続くと葉が細くなって倒れやすくもなる。

サンスベリアは耐陰性があるとはいえ、あまりにも日当たりが悪いと葉が弱って黄色くなります。

特に、窓から遠く離れた場所やカーテンを閉め切りがちな場所に置いていると、葉の変色や成長不良が起こりやすいです。

水のやりすぎ(過湿による根腐れ)

根腐れしたサンスベリア

サンスベリアは乾燥を好むため、水を与えすぎると根が過湿状態になり根腐れを引き起こします。

根腐れが進行すると根が水分や養分を吸い上げられず、結果として葉が黄色くなることがあります。

保水性の高すぎる土、劣化した土

サンスベリアに適しているのは、水はけの良い土です。市販のものだとサボテンや多肉植物用の土が適しています。

そのため、観葉植物用の土だとやや保水性が高すぎることが多いです。

また、土が古くなって排水性が悪化していると、根が常に湿って根腐れや栄養不足を起こしやすくなります。

寒さによるダメージ(10度以下)

ぶよぶよに傷んだサンスベリア

サンスベリアは寒さに非常に弱いです。気温が15度以下になると成長が遅くなり、10度以下になるとダメージを受けてしまいます。

寒冷期や冷房が強すぎる環境に置いていると、葉が黄色く変色しやすいです。

2年以上植え替えていない

葉に穴が開いたサンスベリア

サンスベリアを2年以上植え替えていないと鉢の中が根で詰まり、根が十分に伸びられず、酸素不足や水分不足が発生します。

結果、葉が黄色くなったり根腐れを引き起こしやすくなります。

害虫の被害

サンスベリアは基本的に害虫に強い植物ですが、ハダニやカイガラムシなどの害虫が発生することもあります。

これらの害虫が葉の栄養を吸い取ることで、葉が黄変することがあります。特に乾燥した環境ではハダニが繁殖しやすいため、注意が必要です。

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サンスベリアの葉が黄色くなったときの復活方法

葉が黄色くなった場合でも、適切な対処をすればサンスベリアを復活させることができます。以下の方法を参考に、植物を健やかな状態に戻しましょう。

水やりは土がしっかり乾燥してから

まず、水のやり方を見直す必要があります。サンスベリアは乾燥に強い植物なので、土がしっかりと乾いてから水を与えるようにしましょう。

ただし、生育が鈍る冬場は、土が乾いてさらに3~4日ほど経ってから、土の約1/3が湿るくらいの量で十分です。

南~東向きの窓際に置く

サンスベリアに適した光量を確保するために、日当たりの良い場所に移動させましょう。

室内なら南~東向きの窓際に置くことで光合成が促進され、葉の色も徐々に元に戻る可能性があります。

最低でも15度をキープ

寒さに弱いサンスベリアは、冬場や冷房の影響を受けにくい場所に置くことが重要です。

冬季は室温を15度以上に保ち、冷風や直風が直接当たらないように注意しましょう。

鉢の見直しと植え替え

根詰まりが原因で葉が黄色くなっている場合は、ひと回り大きな鉢に植え替えることで改善します。

植え替えの際には、排水性の良い土を選び、根が伸びやすい環境を整えましょう。

これ以上鉢を大きくしたくないなら、株分けにするのがおすすめです。

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サンスベリアの葉が黄色くなるのを防ぐ予防策

根詰まりして葉が広がるサンスベリア

サンスベリアが黄色くなるのを防ぐためには、日々の管理を徹底することが重要です。以下に、予防策をまとめました。

気温が許す限りは屋外で育てる

ただし真夏は直射日光を避ける。

サンスベリアは皆さんが思っている以上に日光が大好きです。

経験上、一般的なサンスベリア(緑色のもの)であれば、屋外の直射日光に当てても問題無く育つことが殆どです。

最低気温15度以上なら、屋外の半日陰に置くと、色つやの良い丈夫な株に育ちます。

適度な水やりを心がける

サンスベリアは過湿を嫌うため、水やりの頻度を調整しましょう。

土が完全に乾いてから水を与えるのが基本です。特に冬場は休眠期に入り、水分の必要量が減るため、水やりの頻度も少なくする必要があります。

1~2年に一度の植え替え

根詰まりを防ぐために、最低でも2年ごとに植え替えましょう。

植え替え時には、排水性の良い専用の土を使い、根が蒸れないよう配慮します。

鉢は底穴が開いていることが最低条件です。鉢底には鉢底石をしっかり敷き込み、株に対して大きすぎず小さすぎない鉢を選びます。

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サンスベリアの葉が黄色くなる原因は?復活方法と予防策【まとめ】

サンスベリアの葉が黄色くなる原因は、水のやりすぎや排水性の悪い土、日光不足や寒さ、根詰まり、害虫の被害などが考えられます。

葉が黄色くなってしまった場合でも、適切な対処をすれば復活させることが可能です。

また、日々の管理をしっかり行うことで、葉が黄色くなるトラブルを予防することができます。

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